橋村事務所

digital marketing & advertising

「位置情報活用マーケティング TOKYO Meet Up 2018」に参加してきました

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Yahoo!さん主催の「位置情報活用マーケティング TOKYO Meet Up 2018」に参加してきました。

Facebook広告の来店トラッキングGoogle AdWordsの来店コンバージョンには以前から目をつけており注目していましたが、他のプレイヤーについてももっと知りたいと思い参加しました。

AdWords の「来店コンバージョン」から見えてくる広告の未来 – グーグル合同会社 信濃伸明氏 | Unyoo.jp

 

新しいYahoo!さんのオフィスに行ってみたかったというのもありますが笑

 

デジタル広告においてこれまで位置情報を扱う場合は、配信エリアを指すことがほとんどでした。
それも昔はできなかったので、広告文に地域名を入れたりしていた時代もありましたね。

デスクトップ時代では主にIPアドレスのデータが利用されていましたが、モバイル時代になってからはGPSWi-FiBluetoothなどが利用されています。

 

ターゲット地域の設定 - AdWords ヘルプ

国や地域によるターゲット設定について | Facebookヘルプセンター | Facebook

 

今回登壇した会社さんは以下。

ロケーションベーストアソシエーション
https://www.thelbma.com/

シナラシステムズ
https://cinarra.com/ja/

ナイトレイ
http://nightley.jp/


スライドの内容はSNS投稿NGということでしたので、具体的な内容は控えますが、いくつか考えたことを。

 

まず、これまでは「配信エリア」という意味でしか利用していなかった位置情報ですが、効果測定に利用され始めているというのはすでに実感できていました。「配信」と「測定」に2点がポイントなのは変わりませんが、配信時と測定時のMomentのみで位置情報を活用するのではなく、時系列データを含めて「移動(開始点〜到達点)」履歴を活用したり、過去の行動履歴を活用しリアル行動からリターゲティングを行うなど、様々な活用方法が作れるな、と非常にワクワクしました。

 

懸念点としては個人データの取扱について、これまでのWeb行動履歴以上に慎重に扱う必要がある点。

 

もうひとつは配信面として、デジタルサイネージの事例が数多く紹介されていましたが、サイネージのネットワークが少なくバイイングが大変かなーという点です。

 

 

また、非常に興味深かった事例としては「雑誌の付録ページにビーコンを仕込む」というお話。これはチラシなどダイレクトマーケティングではかなり期待できるなと思いましたね。


位置情報マーケティングについては、これからもウォッチを続けます。